和食会席(懐石)の装いのマナー
高級店ではフォーマルに近い装いがお勧め
急なお誘い、ビジネスシーンなどで意外と悩まれる和食会席(懐石)での服装ですが、和室の落ち着いた雰囲気に相応しい装いがお勧めです。
勿論、お着物がベストですが着慣れていない方はお洋服でも大丈夫です。
アクセサリーは外すのがマナーです。
器を手で持っていただいたり、器の風合いの鑑賞を愉しむというのも和食会席の醍醐味ですので器を傷つけるおそれのあるアクセサリー・時計(特にお手元や大きなネックレス)は事前に外しておくことがマナーです。また、派手なアクセサリーをつけているだけで『マナーを知らない』と誤解されることもあるので、当日は目立つアクセサリー(特に指輪)をつけない装いをする方が無難です。
フォーマルで洗練されたワンピース
着丈はひざ下、裾広がりデザインがお勧め
和食会席(懐石)では、立ったり座ったりといった動作もあるので、裾が広がっているデザインがお勧めです。膝上ぐらいの丈やペンシルタイトデザインの場合、正座の場面でとても動きにくいので避けた方が良いです。
メイクも控えめに。
目立つ口紅の跡が器についたりしないよう、口紅のお色も控えめに。
フレンチ、中華などと違う装いができる素敵な女性。
和食会席に、ただ地味なスタイルではなく、颯爽とこんなスタイルで現れると周りにも一目置かれます。TPOに合わせて装えるということは、とても知的で素敵な女性として映り、きっと、ご招待を受ける機会も増えるかと思います。
ご参考にしていただければ幸いでございます。